地球の変動を超えて

全てを総合して、我々が見ているものは所謂「地球変動:アース・チェンジ」をはるかに超えるものだ。
人によっては、ここで起こっていることは地球と太陽の相互作用と考えてもいる。
しかし、非常に少数の人々だけしかシベリアの、特にノボシビルスクの国立科学アカデミーで行われているこの分野の研究に気が付いていない。

彼らは、この全太陽系に亘るエネルギー変化を引き起こす原因の可能性は一つしかないという結論に達したのだが、それは我々が異なるエネルギーの領域に移動しつつあるということなのであり、異なるエネルギーとは高エネルギーということである。

我々の太陽系の先端に光り輝くプラズマは、最近では1,000%も増加している。

ここに、ある事実がある。太陽それ自身も磁場を持っているわけで、この磁場は太陽系の周囲にヘリオスフィアとして知られる卵形構造を作り出す。ヘイオスフィアは涙のような形をしていて、その長細い端は我々が進行する反対側を示している。
これはまるで彗星のようだが、彗星の尾は常に太陽と反対側に向いている。

ロシアの研究者たちはこのヘリオスフィアの先端を観察してきたが、彼らはそこに輝く励起したプラズマ・エネルギーを認めた。このプラズマ・エネルギーはかつては10天文単位(1天文単位は地球と太陽の距離で、93,000,000マイル)の厚さだったので、この太陽系の先端に見られた輝くエネルギーの厚さは 10天文単位が通常であると思われていた。

今日では、この輝くプラズマの厚さは100天文単位までになっている。
ドミトリエフの論文には、こうなった正確な経緯は示されていないが、我々はこのプラズマの増加は彼が自然災害の増加を計算した1963年から1993年の期間と同じ期間に起こったと見なすことができる。
この経緯はどうあれ、太陽系の先端のエネルギーの明るさは1,000%増加しているのだ。

そして、これの意味するところは、太陽系自体がより高エネルギー状態の領域に移動しつつあるということなのだ。
まず、このような高エネルギー状態はプラズマを励起させ、形成を促進するので、我々はより大規模な輝きを見ることができる。そうすると今度はこのエネルギーが太陽に流れ込み、また太陽の赤道面に沿って放射、拡散されることになるが、これはエクリプティック(Ecliptic)と呼ばれる。

このエネルギーはまた、惑星間空間に行き渡ることになるのだが、これは太陽の放射をより迅速に伝えることになり、惑星をエネルギーで充填することになる。

またこれは、どのように惑星が運行するのか、どのように機能するのか、そしてどんな種類の生命を維持するのかなどを変化させる意識エネルギーなのだ。
DNA螺旋の調和共鳴状態それ自体も変化することになる。これこそが、今までの歴史において同時発生的に起こった集合進化の本当の、隠された原因だったのだ。

全ては一斉に同時に起っており、突然のシフトに向かって一丸となってクレッシェンドを奏でているというところだ。

別の言葉で言えば、我々は太陽が自身で発するエネルギーに呼応した基本的な共振波長の突然の拡張という新しいエネルギーレベルに到達するだろうということなのだ。

このエネルギー放射の増加は、太陽系内の全ての物質の基本特性を変化させるだろう。惑星は幾分か太陽から遠くに押し出され、惑星を構成する原子や分子は、実際に物理的なサイズとして拡張する。

マリー・ローズ・グレイ

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