2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

超越論的主観性と超越論的主客(主他)即非性(=イデア性)

超越論的主観性と超越論的主客(主他)即非性(=イデア性) テーマ:哲学 少し、フッサールの『デカルト的省察』を拾い読みしたが、これまで超越論的主観性に対して考えていたことが、妥当することが確かめられたと思う。 すなわち、私は超越論的主観性は、…

フッサールとハイデガー:超越論性と存在について:メディア・ポイン

フッサールとハイデガー:超越論性と存在について:メディア・ポイント*は即非点(ポイント)である テーマ:哲学 ポイントだけ触れると、先にも述べたが、ハイデガーはフッサールの超越論性を理解していないということが言えるだろう。 フッサールは、日常…

光の変換について:イデア界→メディア・ポイント(MP)→現象界:二

光の変換について:イデア界→メディア・ポイント(MP)→現象界:二つの《光》:物質の光と精神の光 テーマ:自己認識方程式(i)*(-i)⇒+1関係 どうも、本件の問題は、直感ではわかるようでいながら、記述表現しようとすると、説得力のないものになってしまう…

エウレカ!、吾人、バッハの東洋性の起源を見出せり!:バッハの祖先

先に私は、以下にあるように、「また、バッハだが、これも勝手な想像だが、やはり、どこかで東洋文化に接しているように思うのである。」と述べたのである。そして、検索して、バッハと東洋を結びつけるものはないかと調べた見つからなかった。 ところが、今…

by 明日野甘頓

現在を指し示す方法は、まず、過去からの指し示しである。 つまり、歴史による『意味付け』である。 因果の法則である。 つまり、「過去⇒現在」である。 これを第1の「現在」と呼ぶことにする。 http://blog.kaisetsu.org/?eid=518676___________…

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02:22

超越性の哲学

2007.02.21 Wednesday

以下、Kaisetsu氏によるPS理論的量子論である。これを、量子論と呼

以下、Kaisetsu氏によるPS理論的量子論である。これを、量子論と呼んでいいのだろうか。とまれ、コペンハーゲン解釈は崩壊したのである。 __________________________________________第3の『現在』 Theories fo…

非局所的長距離相関をどう見るのか:自己認識方程式と量子:原波即非

非局所的長距離相関をどう見るのか:自己認識方程式と量子:原波即非粒としてのイデアと連続的同一性 テーマ:相対性理論/量子論 夕飯時だというのに、人の少ないドトゥールで、ミラノサンドAとブレンドを注文して、夕飯代わりにしたが、引き込まれている『…

検討問題:即非イデアと素粒子:波動関数の収束と虚軸・虚界・イデア

今、少し時間があるので、本件について、今思っていることに触れたい。 今、『量子力学入門』(並木美喜雄著、岩波新書) http://www.amazon.co.jp/%E9%87%8F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E5%AD%A6%E5%85%A5%E9%96%80%E2%80%95%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E7%A7%91%E5%AD%A6%E…

波動と粒子:その2:ic*(-ic)という即非対子(イデア対子)と元相補

先に、イデア界の様相が波動で、現象界のそれが粒子と言ったが、それは、端的には間違いなので修正したい。 干渉縞の実験から、素粒子が波動であることは、周知のことである。つまり、現象においても、波動であるということである。では、私が述べたイデア界…

女性と男性について:『嵐が丘』における悲劇から喜劇への転換につい

女性と男性について:『嵐が丘』における悲劇から喜劇への転換について:PS理論の視点から テーマ:ジェンダー どうも、左回転、右回転という考えを持ち込んだら、混乱してしまったので、それは、置いておきたい。 混乱の原因は、⇒+1と⇒-1の考え方にある。…

差異共振シナジー・エネルギーの発現の仕方:その3:地人類史におけ

差異共振シナジー・エネルギーの発現の仕方:その3:地人類史における-1の事象と+1の事象の相補性 テーマ:自己認識方程式(i)*(-i)⇒+1関係 差異共振シナジー・エネルギー、すなわち、イデア・エネルギーについてさらに考察を続けると、これは、デュナミ…

差異共振シナジー・エネルギーの発現の仕方:その2:超人類への進化

先の考察とは、角度を変えて考察しよう。i*(-i)の差異共振シナジー・エネルギー(以下、共振エネルギー)がある。これは、原点(0, 0)をメディア・ポイントとして、連続的同一性(以下、連一性)と差異的同一性(以下、差一性)の両極に展開しうると言えよう…

+1と-1について:知ー精神ー身体:i(知的認識衝動)*-i(身体的

+1と-1について:知ー精神ー身体:i(知的認識衝動)*-i(身体的感覚衝動)⇒精神的衝動 テーマ:自己認識方程式(i)*(-i)⇒+1関係 久しぶりに、最近亡くなった湯浅泰雄氏の著作に少し触れたが、この著書は著者も書いているように一般向けの哲学解説書であ…

文理統一理論としてのPS理論:現象学と構造主義と内在超越的原点

文理統一理論としてのPS理論:現象学と構造主義と内在超越的原点 テーマ:プラトニック・シナジー理論 クザーヌスの『学識ある無知について』を読んでるが、これは、天才と鬼才の中間のような人の著書である。http://ameblo.jp/renshi/entry-10024871114.h…

「植草事件の真実」という真相究明の本が、勇気ある方々の尽力で出版

国際評論家小野寺光一の「政治経済の真実」メールマガジン http://www.mag2.com/m/0000154606.html まぐまぐ大賞政治部門第一位!わかりやすい!面白い!得をする!政治経済の裏にある「あなたが絶対に知らない」ような情報を発信します。 このマガジンを読…

自己と他者の問題:連続的同一性は自己から他者への志向性のみか、そ

自己と他者の問題:連続的同一性は自己から他者への志向性のみか、それとも、双方向志向性なのか テーマ:プラトニック・シナジー理論 問題提起:自己と他者の問題:連続的同一性(連一性)は、自己から他者への志向のみなのか、それとも、双方向性があるの…

見るとは何か:光とイデア界

見るとは何か:光とイデア界 テーマ:プラトニック・シナジー理論 先に、見ることは信じることSeeing is believingと言った。しかし、大乗仏教の考えでは、言語分節される知覚は、妄分別になるのである。つまり、主客分離型知覚・認識は、無明に入るのである…

イデアから現象への変換について:同一性化と連続化

イデアから現象への変換について:同一性化と連続化 テーマ:プラトニック・シナジー理論 結局、問題は、認識の問題である。自己と他者の間の認識問題である。i→(-i)⇒-1とし、(-i)→iはあり得ないと先に考えたのである。それ以前は、後者もあり得ると考えたの…

思考実験:イデア界の虚数エネルギーと現象界の実数エネルギー

思考実験:イデア界の虚数エネルギーと現象界の実数エネルギー テーマ:プラトニック・シナジー理論 アインシュタインの有名なエネルギー公式E=mc^2であるが、Kaisetsu氏は次のように表記する。mc^2⇒m(+ic)(-ic)⇒E さて、ここで、私はさらに思考実験して、m…

『大乗起信論』とPS理論

『大乗起信論』とPS理論 テーマ:仏教/大乗仏教 『大乗起信論』、現代語訳、文庫で120ページに満たない小さな書ではあるが、大乗仏教理論の神髄・要諦を説く古典である。 高崎直道(じきどう)氏の現代語訳が明快ですばらしい。現在、岩波文庫は、けし…

連続的同一性自我のもつ他者否定(侮蔑・嫌悪・侮辱・憎悪等)の根因

連続的同一性自我のもつ他者否定(侮蔑・嫌悪・侮辱・憎悪等)の根因は何か テーマ:ポスト近代的自我/ポスト近代合理主義 連続的同一性(連一性)は、自己→他者で、自己が他者を自己同一性化することである。(自己連続的同一性とは、自我のことである。真…

複素数エネルギー:虚数エネルギーと実数エネルギー

複素数エネルギー:虚数エネルギーと実数エネルギー テーマ:プラトニック・シナジー理論 今、『大乗起信論』(岩波文庫)を読んでいるが、これは、日本仏教にたいへん影響を与えた書物だけあって、深い哲学的内容をもっている。 http://finalvent.cocolog-n…

感覚と現象とは何か:PS理論と仏教の唯心論

感覚と現象とは何か:PS理論と仏教の唯心論 テーマ:プラトニック・シナジー理論 差異即非事相は内界であり、イデア界であり、それは、《光》のヴィジョンである。では、これが、連続的同一性化ないし現象化するとは、どういうことなのだろうか。 内的他者…

近代主義という狂気・精神病を超えて:連続的同一性と差異共振性

近代主義という狂気・精神病を超えて:連続的同一性と差異共振性 テーマ:自己認識方程式(i)*(-i)⇒+1関係 これまで数えきれないくらい連続的同一性(連一性)の自我(近代的自我)と差異との関係を検討して、一応、結論はでていたが、最近、再び、連続的同…

学識ある無知について、その他二篇

学識ある無知について テーマ:読書案内 『コスモスの崩壊―閉ざされた世界から無限の宇宙へ 』 アレクサンドル・コイレ (著), 野沢 協 の初めの部分に、クザーヌスの哲学の引用がかなりあり、難しいながらも、この哲学は、単に、「対立の一致」の思想でなく…