2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ドゥルーズによるフッサール哲学批判の問題点:実数軸空間のメディア

ドゥルーズによるフッサール哲学批判の問題点:実数軸空間のメディア・ポイントと疑似特異性 テーマ:プラトニック・シナジー理論 『意味の論理学』(上巻)の「第14セリー 二重の原因性」の「フッサールの理論」の節を全文引用したいが、余裕がないので、…

検討課題:ノエマと対象について:ドゥルーズ哲学は、憎悪の哲学であ

検討課題:ノエマと対象について:ドゥルーズ哲学は、憎悪の哲学である。危険である。 テーマ:プラトニック・シナジー理論 PS理論から見て、単純化すると、ノエシスとは、i*(-i)の内の、iであろう。iが-iを志向するということになるだろう。だから、ノエマ…

ドゥルーズ哲学の虚偽的誤謬:特異性を連続性に結びつける

ドゥルーズ哲学の虚偽的誤謬:特異性を連続性に結びつける テーマ:プラトニック・シナジー理論 以下の書は今年出版された新しい翻訳であるが、以前の訳本に比べて、格段と読みやすくなっている。翻訳者は、ドゥルーズ研究者の小泉義之氏であり、適任者であ…

現象界P界とメディア・ポイントMPと超越界T界:超越的差異-水平的同

現象界P界とメディア・ポイントMPと超越界T界:超越的差異-水平的同一性-超越的差異 テーマ:プラトニック・シナジー理論 i*(-i)⇒+1この自己認識方程式は、超越的差異即非・共振とそのエネルゲイア⇒エンテレケイアを記述したものである。エネルゲイア(虚…

身体的他者と超越性:一神教の構造分析

身体的他者と超越性:一神教の構造分析 テーマ:ポスト・ユダヤ/キリスト教西洋文明 以下は、「問題は、どうして、欧米とりわけアメリカは、世界に対して攻撃的なのか。覇権主義の原因は何か。」 http://ameblo.jp/renshi/entry-10028346071.html のコメン…

問題は、どうして、欧米とりわけアメリカは、世界に対して攻撃的なの

問題は、どうして、欧米とりわけアメリカは、世界に対して攻撃的なのか。覇権主義の原因は何か。 テーマ:ポスト・アメリカ 父権的意識、連続的同一性自我意識は、差異共振的知性を否定する。問題は、どうして、欧米とりわけアメリカは、世界に対して攻撃的…

夢:二人の女性によるリストのピアノ連弾演奏:太母・大地母神・女神

夢:二人の女性によるリストのピアノ連弾演奏:太母・大地母神・女神崇拝・秘儀・コスモス・イデア界 テーマ:神話学・不思議学・フォークロア:ケルト他 睡眠不足で、少し数時間眠ってしまったが、はっきりした夢を見たので、備忘のため記しておきたい。思…

夢:二人の女性によるリストのピアノ連弾演奏:太母・大地母神・女神

夢:二人の女性によるリストのピアノ連弾演奏:太母・大地母神・女神崇拝・秘儀・コスモス・イデア界 テーマ:神話学・不思議学・フォークロア:ケルト他 睡眠不足で、少し数時間眠ってしまったが、はっきりした夢を見たので、備忘のため記しておきたい。思…

夢:二人の女性によるリストの連弾ピアノ演奏:太母・大地母神・女神

夢:二人の女性によるリストの連弾ピアノ演奏:太母・大地母神・女神崇拝・秘儀・コスモス・イデア界 テーマ:神話学・不思議学・フォークロア:ケルト他 睡眠不足で、少し数時間眠ってしまったが、はっきりした夢を見たので、備忘のため記しておきたい。思…

メディア・ポイントの様相構造:潜在的自己と顕在的自我の二重構造:

メディア・ポイントの様相構造:潜在的自己と顕在的自我の二重構造:潜在エネルギーと内的身体 テーマ:メディア・ポイントMedia Point メディア・ポイントMPの二重構造について、精緻化したい。つまり、虚数軸・超越性と実数軸・同一性との二重構造の様相に…

ファシズム・全体主義について:メディア・ポイントのカオスとコスモ

ファシズム・全体主義について:メディア・ポイントのカオスとコスモス:メディア・ポイントの脱連続化 テーマ:ファシズム・全体主義 現代日本の反動の意味について再考しよう。即ち、小泉/安倍、石原等の反動路線、全体主義路線は、PS理論的にどういう意…

ファシズム的連続的全体主義からトランス・モダンの差異共振意識へ

ファシズム的連続的全体主義からトランス・モダンの差異共振意識へ テーマ:D.H.Lawrenceの『死んだ男』 これは、論文のテーマの一つであるが、D.H.ロレンスは、同時代の全体主義的潮流に近づいた時期があった。しかし、ハイデガーとは異なり、それを乗…

地霊spirit of placeについて:m(ic)*(-ic)=hν⇒+1・E

地霊spirit of placeについて:m(ic)*(-ic)=hν⇒+1・E テーマ:プラトニック・シナジー理論 D.H.ロレンスが言う、一見非合理な観念、地霊(土地の精神)spirit of placeとは何か。古くは、genius lociと言われた。E=mc^2=hνの視点を取り入れたい。ある…

超越的現象としての自然・宇宙・人間:西田哲学を参考にしてPS理論

超越的現象としての自然・宇宙・人間:西田哲学を参考にしてPS理論と物理学の関係を考える テーマ:プラトニック・シナジー理論 先に、「絶対矛盾的自己同一」の冒頭を読み、PS理論と物理学の関係を新たに考えられるのではないかと思った。西田は、一即多…

西田哲学はメディア・ポイントの創造哲学である:絶対矛盾的自己同一

西田哲学はメディア・ポイントの創造哲学である:絶対矛盾的自己同一とメディア・ポイント テーマ:日本哲学の創造 以下、著名な西田哲学の根本的哲学を示した論考の意義深い冒頭である。少し引用して、考察しよう。★引用開始 《瞬間は直線的時の一点と考え…

日本人の知性ルネサンス:内観的自己知性へ向けて:清沢満之と内観主

日本人の知性ルネサンス:内観的自己知性へ向けて:清沢満之と内観主観性 テーマ:日本再生・東洋ルネサンス計画清沢満之の言葉に少し触れた。彼は、没年が1903年であるから、今から、百年以上前の哲学者・宗教者であるが、思想は新鮮である。彼の「精神…

清沢満之の思想とPS理論

ふとした弾みに、本棚に「眠っていた」『清沢満之語録』を手に取り、拾い読みした。面白いのである。出版が2001年であるから、購入したのは、同年か翌年である。一言で言えば、宗教哲学がここにある。大乗仏教哲学がここにある。なぜ、購入時に読まなか…

光について:メディア・ポイントの同一性としての光と相対性理論:東

光について:メディア・ポイントの同一性としての光と相対性理論:東方神学から テーマ:メディア・ポイントMedia Point 本件について再考したい。ここでは、直観で考える。メディア・ポイントで、正負の虚数が共振して、エネルゲイアが発生する。それは、ま…

検討問題:光と特異点:メディア・ポイント上の光と現象界

検討問題:光と特異点:メディア・ポイント上の光と現象界 テーマ:メディア・ポイントMedia Point Kaisetsu氏の、特異性(特異点)に基づく相対性理論の説明が実に興味をそそる。★引用開始 《アインシュタインが相対性理論を考案したモチーフは、マイケルソ…

特異点とメディア・ポイントMP:一般形式の虚偽と特異性の普遍的イデ

特異点とメディア・ポイントMP:一般形式の虚偽と特異性の普遍的イデア性 テーマ:メディア・ポイントMedia Point Kaisetsu氏のブログに以下の考察がある。《◆◆もし、一般の認識事実と異なる認識事実を主張する事例が万の内に一つあれば、この『万の内の一つ…

ルドルフ・シュタイナーの霊学を批判する:似非霊的ファシズムとして

ルドルフ・シュタイナーの霊学を批判する:似非霊的ファシズムとしての人智学 人智学の主唱者である。 シュタイナー学校の創始者である。 日本でも、市民権を得ている。 確かに、学的な手続きをもったように見える霊学である。ドイツ観念論の系譜にあると言…

近代主義の彼岸とイデア界:近代主義という大無明とトランス・モダン

近代主義の彼岸とイデア界:近代主義という大無明とトランス・モダンという新大妙光 テーマ:日本再生復興計画 九鬼周造の『偶然性の問題・文芸論』の「情緒の系図」にある和歌や九鬼の分析を読むと、現代の日本が何を喪失したのか、直観的にわかる。先に、…

形相の問題:イデア的形相、又は、内在的超越的形象:虚MP⇒実MPの形

形相の問題:イデア的形相、又は、内在的超越的形象:虚MP⇒実MPの形相変換力学構造について テーマ:プラトニック・シナジー理論 イデアの結界―西欧的感性のかたち (単行本) 田淵 安一 (著) http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%A2%E3%81%AE%E…

検討問題:個とイデア:イデア界=元個/メディア界=個/現象界=自

検討問題:個とイデア:イデア界=元個/メディア界=個/現象界=自我? テーマ:プラトニック・シナジー理論 この問題は、難問の一つである。端的に言えば、輪廻転生があるのか、否かである。しかしながら、思うに、個は、差異即非様相=イデアに還元され…

アガペーと隣人愛:神の愛とは、イデア界の差異共振性のことだろう。

アガペーと隣人愛:神の愛とは、イデア界の差異共振性のことだろう。 テーマ:ポスト・キリスト教 先に、キリスト教の愛は自我愛ではないかと言ったが、ふと、神の愛に基づく隣人愛ならば、それは、自我愛ではないと思ったので、気になり、検索したら、その…

メディア・ポイントMPと近代の盲点

今、リュプザムのピアノ演奏で、バッハの『イタリア協奏曲』を聞いているが、水晶のような硬質で、立体感のある演奏である。 http://www.amazon.co.jp/J-S-Bach-Concerto-Chromatic/dp/B0000013WS/ref=sr_1_15/503-7170974-5841516?ie=UTF8&s=music&qid=1173…

スピノザとライプニッツ:能動的観念とモナド的超越性

スピノザとライプニッツ:能動的観念とモナド的超越性 テーマ:哲学 後で、両者の哲学について検討したいが、今、簡単に触れよう。両者同時代人(17世紀)であり、知遇もあった。両者、デカルト哲学から影響を受けている。両者の哲学の共通点は、内在的超…

光の超越的二相性について:m(ic)*(-ic)⇒±1・mc^2=±1・E

光の超越的二相性について:m(ic)*(-ic)⇒±1・mc^2=±1・E テーマ:プラトニック・シナジー理論 ライプニッツの『形而上学叙説』を読んでいて、本件について考えた。メモを取ったが、それを書くと、冗長になるので、ここでは、ポイントだけ述べたい。 考察の経…

物質とイデア:物質をイデアから記述する:メディア・ポイントにおけ

物質とイデア:物質をイデアから記述する:メディア・ポイントにおける虚数軸事相と実数軸事相の複相性 テーマ:プラトニック・シナジー理論 文系にもわかる量子論 (新書) 森田 正人 (著) http://www.amazon.co.jp/%E6%96%87%E7%B3%BB%E3%81%AB%E3%82%82%E3%…

メルロ=ポンティの身体論について:連続的身体と超越的身体

『メルロ=ポンティ 可逆性』を拾い読みしているが、ここで、乱暴だが、直観で、メルロ=ポンティの思想を考えてみたい。 リヴァーシブルな「襞」や両義性という用語が、裏表紙に書かれている。これは、PS理論から見ると、実にわかりやすいことである。 これ…