2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「思考実験:XYZNの直交4次元座標」のコメント

「思考実験:XYZNの直交4次元座標」のコメント テーマ:不連続的差異論とヌース理論 以下は、次のエッセイのコメントを独立させたものです。 「思考実験:XYZNの直交4次元座標」 http://ameblo.jp/renshi/entry-10012934213.html#c10021972478__…

思考実験:メディア界の空間・幾何学について

作業仮説として、メディア差異(ゼロ度共振差異)を、三次元時空体としよう。あるいは、n次元時空体としよう。この時空体とは、時間と空間が未分化一体となっているということである。E=mc^2である(とりあえず)。この差異時空体が、メディア/現象境界領…

「思考実験:XYZNの直交4次元座標」のコメント

以下は、「思考実験:XYZNの直交4次元座標」 http://ameblo.jp/renshi/entry-10012934213.html#c10021770421 のコメントを独立させたものです。 ■虚数空間が現時点では、あくまで、比喩であることヌース理論の半田広宣氏の説明は、一つの比喩として捉え…

思考実験:XYZNの直交4次元座標

思考実験:XYZNの直交4次元座標 ヌース理論の半田広宣氏は、以下のように述べている。 「ヌース理論では奥行き方向を虚空間の方向と考える。というのも、奥行き方向は知覚が世界へと降り立ったときに生じる干渉場のようなものであり、3次元の中で人間の…

『ブレア時代のイギリス』山口二郎著

電車での移動時間を利用して、本書を、拾い読みした。 1)アングロ・ソーシャル・モデル(北欧型とアメリカ型の中間のイギリス型):グローバル化を前提として、社会民主主義の理念を実現する。 2)平等の理念の再構築 この二点に基づく「第三の道」を野党…

イマジネーション知性へ向けて:イマジネーションと知性の結婚:同一

イマジネーション知性へ向けて:イマジネーションと知性の結婚:同一性を包摂する不連続的差異・真実在 啓蒙主義/ロマン主義(・象徴主義)の問題、即ち、理性と感性の対立の問題であるが、これは、英米文学モダニズムにおいては、古典主義的回帰で、反動化…

キリスト教問題:罪の赦しとは何か

私は、昔、キリスト教が一番の問題であると考えていた。ダ・ヴィンチ・コードで、問題が復活しているようだ。 私の立場は、脱キリスト教であるが、この場合のキリスト教とは何か。キリスト教会で行われた葬儀の真面目さには感銘を受けた。葬式仏教のずさんさ…

検討問題:イマジネーションとは何か

後で、十分検討したいが、日本人に今、根本的に欠けているものと言ったら、イマジネーションだろう。知性がないわけではない、意志がないわけではない。心もないわけではない。イマジネーションあるいは直観力が欠落していると思う。 マスコミ・マスメディア…

視覚と同一性の問題&境界無と光について

『視覚と同一性の問題』 ラカンは、想像界から象徴界への転化において、契機として、鏡像段階を置いた。これは、鏡像を自我統一像とする構造的意味をもっている。即ち、視覚像に自我同一性の基盤を求めているのである。この問題に関して、不連続的差異論の立…

私は、うつ病の老母の介護を足掛け8年間をやってきて、介護保険を利

私は、うつ病の老母の介護を足掛け8年間をやってきて、介護保険を利用して、なんとか、老母の世話をやテーマ:日本賎民『toxandriaの日記』の以下の論考への私のコメントを掲載する。 『[暴政 ]「愛国心 」の説教 よりも先ず「国民 愛」を宣ったらどうだ、…

メディア界とイデア界の幾何学へ向けて

メディア界とイデア界の幾何学へ向けて 現象界が、時空4次元であるなら、メディア界、そして、イデア界は、どういう「空間」性をもつのだろうか。イデア界は、既に、ガウス平面(複素数平面)としている。 これまでは、漠然と、メディア「空間」を、メディ…

ゾロアスター教と一神教:光と闇とは何か:二つの一神教、二つの理性

ゾロアスター教と一神教:光と闇とは何か:二つの一神教、二つの理性 キリスト教は、ヨハネの黙示録において、ゾロアスター教の影響を受けていると考えられている。後者は、光・《善》であるアフラ・マズダと闇・《悪》であるアンリ・マンユとの闘争史を予言…

光の彼方へ:同一性の光と差異の闇:光の西洋文明の終焉と新コスモス

光の彼方へ:同一性の光と差異の闇:光の西洋文明の終焉と新コスモスの地平 「 同様にクアトロチェントを代表するレオナルド・ダ・ヴィンチはチェンニーノの影響を受けて著書『絵画論』を著しました。その著書でレオナルドは“物体と物体を区切る線は想像上の…

自我における差異と同一性の関係について:デカルト的自我と近代的自

自我における差異と同一性の関係について:デカルト的自我と近代的自我の区別 先に、デカルトのコギトは、特異性的同一性自我であると言った。そして、近代的自我も同様であることを言った。しかし、それでは、混同で誤りである。両者の違いを明快にしないと…

カント哲学について:アンチノミーと対極相補性:カント哲学→ヘーゲ

カント哲学について:アンチノミーと対極相補性:カント哲学→ヘーゲル/マルクス弁証法 カントの超越論的形式とは、不連続的差異論から見ると、同一性構造のことだろう。同一性構造には、感性形式もあれば、「悟性」(言語知性)形式もある。同一性が差異を…

潜在意識と自我意識:人間の二重意識性

潜在意識と自我意識:人間の二重意識性 私は、人間観察して、人が他者を批評をしているのを見て、他者よりは、それがその人にぴったり当たる場合を何度も見てきた。その時は、自分のことを他者に投影していると、いちおう、説明して見るのであるが、投影でい…

差異と同一性の弁証法:なぜ、男性は同一性を志向し、女性は差異を保

差異と同一性の弁証法:なぜ、男性は同一性を志向し、女性は差異を保持するのか:ガウス平面的占星術 問題は、メディア/現象境界の弁証法構造において、どうして、父権主義・同一性主義と母権主義・差異主義の違いが発生したのか。 以前は、劣弱な差異と高…

「気」とは何か:エーテル体とアストラル体とは何か

ヌース理論との遭遇から、はっきり、メディア界が、量子・素粒子の世界であり、同時に、心身の世界であることが確認できた。 私は、「霊」を否定しているのであるが、しかし、「気」とは、「地霊」のようなものは存在していると考えている。人間の心(心身)…

メディア/現象境界における差異と同一性の二律背反性:ポスト・モダ

メディア/現象境界における差異と同一性の二律背反性:ポスト・モダンと不連続的差異論革命 先に、構造主義の問題で、本件について考察したが、もう少し、細かく検討したい。メディア/現象境界MP境界は、差異と同一性とが発生している領域であり、構造的に…

1/4回転による境界ゼロの差異即非の時空間について:新アジア主義

1/4回転による境界ゼロの差異即非の時空間について:新アジア主義と狂愚日本の危険性 メディア界とは差異が即非の状態にある。即ち、差異が分離しつつ、接合するという、絶対矛盾的自己同一の状態にある。これが、量子・素粒子時空間である。あるいは、心…

ウィリアム・ブレイクの『天国と地獄の結婚』の思想:「魂」とメディ

ウィリアム・ブレイクの『天国と地獄の結婚』の思想:「魂」とメディア界:作業仮説としてのアトランティス文明 ブレイクは、「人間は魂から区別される身体をもたない。なぜなら、身体とは、五感によって弁別される魂の一部分であるから。」と言っている。 …

プラトンのイデアとコーラ:メディア界(コーラ)の両義性

先に、プラトンは、父権的観点、即ち、同一性の視点から、イデアを捉えていたということを述べた。そして、排除された差異をコーラとして、導入したと述べた。 問題は、プラトンのイデアとは、何であるのかということである。コーラは、明らかに、不連続的差…