2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

日本の滅亡:精神・人倫の喪失による日本の死

日本の滅亡:精神・人倫の喪失による日本の死 日本の老人の増加、未婚率の増加、出生率の減少、等々、今や、人口的に滅亡へと向かっている。 とまれ、これは、単に人口政策で対処できる問題ではない。根本において、崩壊があるのだ。 私は、学生の頃、今から…

空間コスモス的視覚について:宮崎駿の『風の谷のナウシカ』の漫画(

空間コスモス的視覚について:宮崎駿の『風の谷のナウシカ』の漫画(アニメも不思議である)を見つつ 空間感性視覚、空間身体視覚、空間コスモス視覚、 空間一体的視覚、空間一体身体的視覚、・・・ このようなものが、空や風景や絵などを見ているときに、生…

ファシズムの哲学的分析:連続的差異と同一性自我の結合による弁証法

ファシズムの哲学的分析:連続的差異と同一性自我の結合による弁証法構造主義 ファシズムの十全な分析は、勿論、歴史、政治、経済、社会的分析を含めなくてはならないが、私の論点は、あくまで、精神的内因にあるので、哲学的分析をする意味があるだろう。さ…

D.H.ロレンスにおける特異性-コスモス性-近代自我(父権自我):

D.H.ロレンスにおける特異性-コスモス性-近代自我(父権自我):全体主義とファシズム 先の考察は、少し論がぶれていたので、ここで、新たに論考したい。 問題は、ファシズムの哲学分析である。思うに、ファシズムの内因は、メディア/現象境界の弁証法…

ヌース理論と新プラトン・シナジー理論から、四次元空間を考察する

ヌース理論と新プラトン・シナジー理論から、四次元空間を考察する ヌース理論の提唱者である半田広宣氏は、今、新著の執筆中ということで、完成が待ち遠しいが、私としては、ヌース理論のコスモス幾何学論を、私なりに、知りたいという欲求がある。 今、不…

コナトゥス・シナジー共生体エコノミーへ:シュタイナーの悪魔/キリ

コナトゥス・シナジー共生体エコノミーへ:シュタイナーの悪魔/キリスト論とプラトン・シナジー理論 後で、詳しく検討することにして、今簡単に触れると、人智学のシュタイナーの悪魔/キリスト論は、二人の悪魔であるルシファーとアーリマンのバランスを取…

お金と指導層:コナトゥス(自己保存力)とシナジー強度:シナジー共

お金と指導層:コナトゥス(自己保存力)とシナジー強度:シナジー共生体エコノミーへ向けて 日銀の福井総裁は、村上ファンドへの投資で、元本の2倍以上に値上がったこと等の事実の判明に対して、元本等を慈善団体に寄付すること、報酬を自主的に減額するこ…

V.ウルフの『灯台へ』の哲学分析:二つの「モダニズム」:過剰近代

V.ウルフの『灯台へ』の哲学分析:二つの「モダニズム」:過剰近代と内超近代 『灯台へ』(1927年)ヴァージニア・ウルフ作 岩波文庫 灯台へ 岩波文庫 ヴァージニア ウルフ (著), Virginia Woolf (原著), 御輿 哲也 (翻訳) http://www.amazon.co.jp/ex…

英文法5文型を、再構築する試み:2:preS→preO:前主体語・志向語

英文法5文型を、再構築する試み:2:preS→preO:前主体語・志向語・前客体語 先に、5文型の構成要素名称等の変更を試みた、結局、中途半端なままだったので、ここで、もう一度検討したい。 イメージや直観では、簡単に思えるのであるが、これを言語化しよ…

わたしの「輪廻転生」:コスモス叡知体の到来

わたしの「輪廻転生」:コスモス叡知体の到来 わたしは、父権主義の権化のような父の下に、父権主義に支配された母権主義の母の下に、生まれ育った。私の心身には、両者が同居して、葛藤してきた。今にして、私の人生の矛盾の構造がよくわかるのである。即ち…

英語の文型の補語について:属語ではどうか

Subject・Predicate(Verb)・Object SVO である。 では、SVCないしSVOCであるが、 Comlement補語を属語PertinenceないしInherence等にしたらどうだろうか。 I am young. のyoungは私の属性である。補うということではないだろう。 また、She is Mary. も同様…

ヌーソフィア理論:不連続的差異論とヌース理論の結婚

ヌーソフィア理論という名前はどうだろうか。 ヌーソフィア論。 あるいは、ヌースフィア理論は。 ヌースフィア論。 nousphere theory。 nousphia theory: これで、ヌースフィア理論だ。 nousophia theory. nousophia science. nousophere theory:これで、ヌ…

スピノザの心身平行論と三重の「自我」・知性覚:単独・特異性の前自

スピノザの心身平行論と三重の「自我」・知性覚:単独・特異性の前自我の力の意志 不連続的差異論では、メディア界は、心身一体の領域となるが、不可視の領域である。これは、スピノザの神即自然の領域であろう。しかし、スピノザは、心身論を説かなかった。…

第四の視線=C^4とは何か:「第三形而上革命」とメディア界の開花

第四の視線=C^4とは何か:「第三形而上革命」とメディア界の開花 テーマ:不連続的差異論とヌース理論 ヌース理論の半田広宣氏は、以下のように、いつもの意味深長さを含めて述べている。 《さて、問題はこの視線だ。たとえバーチャルとは言え、今まで単に…

メディア界《コスモス》の幾何学とは何か

以下は、「検討問題:新しい螺旋的回帰の意味:新しい主客合一・一体化の意味:コギトとポスト・コギトの関係」の第四の項を独立させたものです。 http://ameblo.jp/renshi/entry-10013453062.html__________________________ 4…

聖霊資本主義、差異共立資本主義、メディア界的資本主義とは何か

聖霊資本主義、差異共立資本主義、メディア界的資本主義とは何か 資本主義は、何らかの価値(物質、精神、情報、他)を創り、それを、市場を仲介して、競争して、消費者に販売して得た利益で、展開・進展する経済システムである。ここでは、現象界の同一性で…

半田広宣氏の「独自の生殖機械」へのコメント:聖霊資本主義へ向けて

半田広宣氏の「独自の生殖機械」へのコメント:聖霊資本主義へ向けて テーマ:不連続的差異論とヌース理論 半田広宣氏のコメント「独自の生殖機械(1)〜(3)」 http://ameblo.jp/renshi/entry-10013180233.html を《 》で括り、赤色文字にします。 《■独…

デリダ哲学からドゥルーズ哲学へ、さらに不連続的差異論・ヌース理論

デリダ哲学からドゥルーズ哲学へ、さらに不連続的差異論・ヌース理論へ 以下の『差異と反復それでも差異と反復 』氏の論考「★差異に手向ける断片七章★・・・「デリダ的差異とドゥルーズ的差異」」 http://ameblo.jp/bloghiro-dive/entry-10013293792.html に…

アレゴリーとシンボルの問題:「文学史」の書き替えに向けて

アレゴリーとシンボルの問題:「文学史」の書き替えに向けて 以下は、「受胎告知の問題:2」のコメントとその続きである。http://ameblo.jp/renshi/entry-10013197397.html__________________________________ ■アレゴリ…

受胎告知の問題:1&2

受胎告知の問題 テーマ:一神教/多神教 《#イオン 『Toxandoria様前回はどうも「釈迦 の耳に説法」的なコメント で失礼しました。さて今回のrenshi様のコメント に付け加えるとすれば、マリア への受胎告知はイスラーム の聖典 クルアーン (コーラン )で…

半田氏の「三つの無意識機械」に関して

半田広宣氏の「三つの無意識機械(1)」に関して 半田氏の言葉を《 》で括る。 《ドゥルーズも言ってましたが、無意識の構造は地層を持ち、多層化しているように思います。一神教の発明が「オイディプス化」の意ですが、おそらく近代自我の形成はこのオイデ…

つぶされるCIA :2006年5月30日  田中 宇

「ブッシュ政権の中枢で権力を握っている人々は、アメリカの軍事力や経済力を自己破壊させようとする行為を、意図的に続けているのではないか」という印象を、私は毎日アメリカの情勢をウォッチする中で、2003年のイラク侵攻の前後から持っている。 人間…