2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

(i)・(-i)というプラトニック・シナジー界の内包する意味:イデア界

(i)・(-i)というプラトニック・シナジー界の内包する意味:イデア界の位置づけと二つの同一性 テーマ:プラトニック・シナジー理論 先にKaisetsu氏が提起された自己認識方程式、即ち、(i)・(-i)⇒1は、オイラーの等式や黄金比、等に匹敵する、否、それ以上の…

プラトニック・シナジー経済と『超越的価値』:明日野氏の論考の紹介

プラトニック・シナジー経済と『超越的価値』:明日野氏の論考の紹介 テーマ:プラトニック・シナジー経済 以下、明日野氏のすばらしい「プラトニック・シナジー経済」への概念が述べられているので、ご紹介します。 とても、含蓄のある論考だと思います。後…

メディア界(プラトニック・シナジー界)と自己について:(i)・(−i)

メディア界(プラトニック・シナジー界)と自己について:(i)・(−i) →1 テーマ:差異と同一性 Kaisetsu氏が提示した自己認識方程式ないし自己公式は、シンプルで、含蓄が深いようだ。 【 「(i)・(-i)=1」(iは虚数単位) は、 「我思う故に我あり」の状況を…

「イデア」(=差異共振イデア)と「物質」との関係:あるいは、「物

「イデア」(=差異共振イデア)と「物質」との関係:あるいは、「物質」とは何か:「もの」と物質V4 テーマ:PLATONIC SYNERGY Kaisetsu氏の以下の論考は、コメントされているように、本件の考察と共通するものがある。 http://ameblo.jp/renshi/entry-100…

「イデア」(=差異共振イデア)と「物質」との関係:あるいは、「物

「イデア」(=差異共振イデア)と「物質」との関係:あるいは、「物質」とは何か:「もの」と物質V3 テーマ:PLATONIC SYNERGY 「イデア」(=差異共振イデア)と「物質」との関係:あるいは、「物質」とは何か:「もの」と物質:Ver3 「イデア」の影とし…

検討問題:ポストモダンについて:ポスト・オクシデント、ネオ・オリ

検討問題:ポストモダンについて:ポスト・オクシデント、ネオ・オリエント、プラトニック・エポック ポストモダン、ポスト近代とは、ポスト西洋文明を意味するだろう。ユダヤ・キリスト教的西洋文明の終焉を意味するからである。ポスト云々は、消極的ではあ…

同一性自己・近代的自我あるいは自己愛性人格障害について

同一性自己・近代的自我あるいは自己愛性人格障害について テーマ:ポスト近代的自我/ポスト近代合理主義 これまで、本件については、何年も反復、考察してきて、既にある結論には達しているが、まだ、言い足りないものがあるように思える。病的な同一性自…

古郷の地霊:天と地とのシンフォニー

古郷の地霊:天と地とのシンフォニー バスから降りて 田舎の空気が触れる 大空と大地を「聖霊」が満たしている 大地は、大空へ 大空は、大地へ 一つのコスモスの聖霊があるのである 地の力は、天とつながり、 天の力は、地とつながっている このような地霊・…

現代日本の亡神的エゴイズムとプラトニック・シナジー理論

現代日本の亡神的エゴイズムとプラトニック・シナジー理論 テーマ:ポスト近代的自我/ポスト近代合理主義 先の考察から、現代日本の狂気が、亡神によることが判明した。これは、一つのブレイクスルーに近い考え方であろう。戦後日本、天皇が人間宣言をして…

《神》について:《神》は《存在》するが、近代主義は殺神を行った:

《神》について:《神》は《存在》するが、近代主義は殺神を行った:《神》の復活 テーマ:ポスト近代的自我/ポスト近代合理主義 初めに、コトバありき、とは、あまりに有名なヨハネの福音書の冒頭言。しかし、原語のギリシア語では、コトバではなく、ロゴ…

《モダニズム》の時代の「エネルゲイア」の意味について:あるいは、

《モダニズム》の時代の「エネルゲイア」の意味について:あるいは、アメリカ主義の崩壊・終焉ver3 テーマ:ポスト・アメリカ 《モダニズム》の時代とはずれるが、その時代に発見されたアメリカの大作家ハーマン・メルヴィルを、挙げておかないのは、不手際…

近代合理主義の狂気の正体:メディア界の排斥

近代合理主義の狂気の正体:メディア界の排斥 テーマ:ポスト唯物論/唯物論の超克へ向けて 今日、いちはやく、近代主義の狂気から脱しなくてはならないが、現代日本は、近代主義に深く囚われている。 思想・哲学的には、「ポストモダン」の頓挫が大きな問題…

《モダニズム》の時代の「エネルゲイア」の意味について:あるいは、

《モダニズム》の時代の「エネルゲイア」の意味について:あるいは、アメリカ主義の崩壊・終焉 テーマ:プロトモダン/ルネサンス/プラトニズム 以下の資料から、芸術史(文学史、美術史他)における「モダニズム」(最近、アカデミズムでは、その存在につ…

《むごさ》について

簡単に触れると、近代的自我は、精神が《むごい》のである。《むごさ》の近代合理主義であり、「共感性」はない。問題は、そのような《むごい》同一性自己は、自己=差異を喪失しているので、同一性の反復=同一性生産はできるが、差異的創造・創造的生産は…

不連続的差異イデアと「心」と唯物分子生物学:差異共振シナジー様相

不連続的差異イデアと「心」と唯物分子生物学:差異共振シナジー様相としての自己・人間種 テーマ:人間の発生 以下の本は、toxandoria氏のサイトの一つ(『レンブラントの眼』 http://www1.odn.ne.jp/rembrandt200306/ ?)に紹介されていたもので、未読で…

検討問題:人間の発生:差異イデアの共立の仕組みについて

後で、検討したいが、ひとこと言うと、ゲノム論は、DNAの複合体の全体像(「遺伝子情報」)を明らかにしつつあるが、問題は、どうして、ゲノムが創造されたのか、等は明らかにしない。物質的心身の青写真の分析としては、いいだろうが、どのように発生したの…

イエス・キリストについて:プラトニスト・イエスと聖パウロのキリス

イエス・キリストについて:プラトニスト・イエスと聖パウロのキリスト教:ポスト・キリスト教の新世界へ向けて テーマ:ポスト・ユダヤ/キリスト教西洋文明 ここで、「神」をプラトニック・シナジー理論から理論化しておくと、イデア界の神とメディア界の…

検討問題:イエス・キリストとは、何か

検討問題:イエス・キリストとは、何か テーマ:ポスト・キリスト教 可視的なものと、認識が結びついている(ヴィジョンvideoと観念ideaが語源的に一致する)ので、叡知=永遠の真理を可視的にする方法が、常に、人類にとって必要なのであり、それは、秘教・…

検討課題:貨幣と差異

検討課題:貨幣と差異 テーマ:差異通貨・貨幣論 Kaisetsu氏が説くように、貨幣の起源を、王権的なもの、つまり、王権の観念・概念像として、考察を始めよう。思うに、ここには、普遍性、一般性、特異性が現れている。普遍性は、王権的観念・概念である。そ…

<りそなインサイダー疑惑について追求しようとしたら、言論の自由を

<りそなインサイダー疑惑について追求しようとしたら、言論の自由を奪われた植草 テーマ:ニッポン亡国の凶相 <りそなインサイダー疑惑について追求しようとしたら、言論の自由を奪われた植草 一秀氏> りそな銀行処理にまつわるインサイダー取引を追及し…

思考実験:生命とメディア界:生命と差異イデア情報宇宙

思考実験:生命とメディア界:生命と差異イデア情報宇宙 テーマ:PLATONIC SOPHIENCE 差異イデアが、的確に言えば、共振化された差異イデアが人間心身の原型ではないのか。左右対称性は、プラスの差異イデアとマイナスの差異イデアの双極性で説明がつくので…

差異共振シナジー通貨論のための過去のブログ・リスト

差異共振シナジー通貨論のための過去のブログ・リスト テーマ:差異通貨・貨幣論 ポスト近代西欧と共生主義:メディア界的理性・調和・均衡http://ameblo.jp/renshi/entry-10000620997.html 民主主義通貨と資本主義通貨:世界共生通貨ガイア? http://ameblo…

不連続的差異論とプラトニック・シナジー理論について:メディア界と

不連続的差異論とプラトニック・シナジー理論について:メディア界と差異共振シナジー様相との違い テーマ:PLATONIC SYNERGY 後で述べたいが、メディア界と差異共振シナジー様相とを明確に区別する必要があると考えられるのである。何故なら、前者は、フッ…

通貨・貨幣の問題:同一性通貨と差異共振シナジー通貨

通貨・貨幣の問題:同一性通貨と差異共振シナジー通貨 テーマ:差異資本論 『海舌』氏は、以下のように述べている。 「日本・中国・韓国は早急に銀本位制を検討するべきだ。 日本・中国・韓国は早急に銀本位制を検討するべきだ。 基本的にアジアの通貨の原点…

深層心理学・心理学・オカルティズム批判:精神分析批判・ユング心理

深層心理学・心理学・オカルティズム批判:精神分析批判・ユング心理学批判・心理学一般批判、他 テーマ:PLATONIC SOPHIENCE 今は、簡単に触れるに留めるが、精神分析批判とユング心理学批判を主に行いたい。もっとも、心理学全般批判もあるし、シュタイナ…