古郷の地霊:天と地とのシンフォニー

古郷の地霊:天と地とのシンフォニー



バスから降りて
田舎の空気が触れる
大空と大地を「聖霊」が満たしている
大地は、大空へ
大空は、大地へ
一つのコスモスの聖霊があるのである
地の力は、天とつながり、
天の力は、地とつながっている
このような地霊・コスモスの我が古郷なり
このような地霊・コスモスの中で育った我なり
東京が疎ましいのは当然である
東京には、精霊がないのである
このコスモスの息吹に満ちる我が古郷なりき
これが、神道の神であろう
カムイである
この大気・大地・大空には、メディア界があるのである。
ムーサイ(詩神)が棲んでいるのである
音楽が生まれ、詩歌俳句が生まれ、絵が生まれるのである
そう、木立が、竹林が、家屋が、呼吸をしている
大地が鼓動している
大地の生動がある
気が脈動しているのである
この気の感覚意識を近代は喪失したのである
馬鹿者め!
自分を守ることに精いっぱいの近代的自我主義者
クレイジー・ジャパン
今日、東京は死んでいる
死せる都市東京
そう、今から30年以上前
田舎は賑やかで
都会は静かだ
と皮肉な表現で言ったものだが、そのときから、印象は変わっていない
経済と自然が共振しないといけないのである
差異共振シナジー・フィールド
これは、芸術のフィールドでもある
経済・芸術・自然の三位一如
風が樹木をゆらし、ざわめく
灰色の雲が上空を満たす
ゴッホのようなエレメンタルな力を感じる
現象の影に、何かある力、
これを、近代人は、忘失しているのである
身体は、それを、観じているのに
風の又三郎である
嵐である
自然/神のエネルゲイアである
野蛮な近代人
自然は精妙・霊妙である
経済と芸術と自然がむすぶとき
ルネサンス
神即自然のエネルゲイア
近代は、神殺しの凶悪犯である
ユダヤキリスト教の「邪神」が消滅し、
東洋の神が岩戸から新光した


画像以下から。
http://en.wikipedia.org/wiki/Image:Chinese_dragons.gif