トランス・モダン社会の創造へ向けて:序言

トランス・モダン社会の創造へ向けて:序言


テーマ:トランス・モダン社会の創造・構築


これから、具体的に、本件についての方策を、微力ながら、考えていきたい。プラトニック・シナジー理論(以下、PS理論)に基づいて、モダン社会の具体的な乗り越えのための方策を考えたい。

私見では、現代社会・世界は、イエスが生誕して、活動した頃、あるいは、大乗仏教が、インドやその他での拡大した頃、即ち、西暦紀元数百年、ないし、西暦紀元ゼロ年前後数百年の時代に共通するような、世界規模での変革の時代になっていると考えられる。

原始キリスト教大乗仏教の勃興した時代は、支配階層と貧民階層との乖離が拡大して、後者が貧窮に陥り、救済が必要となった時代である。富裕層は、それまでの教義によって、自尊し、貧者を支配していた。

そのとき、貧者の救済のための教え、精神的教えが生まれたのである。キリスト教大乗仏教はほぼ同時代の精神的思想である。(私は、両者は、超越界という共通普遍的次元から発生したものであると考えている。PS理論は、そのように考えるのである。)

今日、現代、貧富の差が著しく拡大し、富裕層は、権力を利己的に動かして、貧困層を増大させている。

今日・現代のこれらの問題に対して、富裕層は精神的には邪悪であるので、無反省のまま、放置したままであるし、貧困層も無知蒙昧なため、富裕層の欺瞞的政治に騙されて、貧窮の地獄から抜け出せずにいるのである。

狡猾者と愚者の格差が生じているのである。

結局、両者、根源的普遍性を認識していないのである。

それは、超越性・超越界・イデア界である。

ここにこそ、現象世界の大本があるのである。

とまれ、問題は、今や具体的な方策の形成である。

私は、ブログを前線基地として活用して、トランス・モダン社会の創造・構築のための、共振情報Webを形成していく考えである。

超越性・超越界・イデア界からの新社会創造・構築である。