政局詩:日本の指導層並び奴隷層に捧げる

政局詩:日本の指導層並び奴隷層に捧げる


テーマ:詩・俳句・連詩


お金とは何ぞ哉
お金は、正に、同一性欲望のメディアである。
お金があると、物質的にうれしい。
でも、本当か、そうではないだろう。
お金があっても、それだけでは、ご飯にはならない。
お金の物質的メディアとしての価値が嬉しさを生むのだろう。
おいしい食べ物を買うことができるし、広い家に住むことができるし、
快楽を満足できる。
快楽とは何ぞ哉。
快楽とは、同一性欲望の快感である。
差異の歓喜ではない。
歓喜と快楽は異なるだろう。
そう、だから、政治家や官僚ややくざは、快楽を求めている。
同一性の奴隷である。
同一性の奴隷の奴隷が国民である。ダブル奴隷である。
問題は、歓喜を生活に取り戻すことである。
快楽は、酔いどれだ。
歓喜は、高潔だ。
安倍首相殿、あなたは、快楽人間なのですね。
集団的自衛権の行使という快楽
愛国心という快楽
戦後レジームからの脱却という快楽
等々
そこには、歓喜はなく、快楽があるのです。
酔い痴れた、酔いどれの快楽の日本
ここには、歓喜の高潔さはない。
いったい何を考えているのか、指導者やその奴隷たちは。
快楽は、同一性欲望であり、物質身体に関係する。
物質身体は滅びる。
しかし、歓喜は、差異であり、それは、滅びない。
'Beauty is truth, truth beauty,'-that is all
Ye know on earth, and all ye need to know.
「美は真であり、真は美である」―これは
  地上にて汝らの知る一切であり、知るべきすべてである。
http://www.kitashirakawa.jp/taro/eigo40.html
A thing of beauty is a joy for ever: (美しいものは、永遠の歓喜である。)
Its loveliness increases; it will never
Pass into nothingness; but still will keep
A bower quiet for us, and a sleep
Full of sweet dreams, and health, and quiet breathing.
http://www.readprint.com/work-889/John-Keats
とイギリス・ロマン派詩人ジョン・キーツが言った。
この国の指導者は、はかない快楽lustを求め、また、この国の奴隷は、快楽を快楽する。快楽二重奴隷である。
安倍首相の求めているのは、醜悪な国である。
醜悪な国造りである。
恐ろしいペテン師である。
どうか、美という言葉を汚さないでほしい。日本語を汚さないでほしい。
安倍首相においては、すべてが転倒しているのだ。
倒錯である。
私は小泉前首相を忌み嫌ったが、
安倍首相に対しては、大嫌悪感を抱く。
あなたはいったい、日本をどうするおつもりか。
日本を反吐の出る国に変えたいようだ。
また、日本の指導層ならびに奴隷層、滅びの快楽に酔い痴れる馬鹿どもよ、
高潔なる歓喜・真理に目覚めるがいい。
差異は、路傍の花である。路傍の草である。
そこに、美があるのである。
小さな差異の世界、そこに真があり、美があるのである。
快楽は、獣的である。
そう、近代とは、獣人化である。
トランス・モダンの差異の歓喜・真善美に生きよ。