バッハ・コレギウム・ジャパンの『ミサ曲ロ短調』の到達の意味するも

sophiologist2007-11-11

バッハ・コレギウム・ジャパンの『ミサ曲ロ短調』の到達の意味するもの


テーマ:クラシックCD



ミサ曲ロ短調 鈴木雅明&BCJ、サンプソン、ブレイズ、テュルク、他(2SACD
SACD
ミサ曲ロ短調 鈴木雅明&BCJ、サンプソン、ブレイズ、テュルク、他(2SACD
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2617799


鈴木雅明指揮,バッハ・コレギウム・ジャパンのバッハ,ロ短調ミサ曲

http://homepage1.nifty.com/classicalcd/cdreviews/2007-2/2007100701.htm


J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調バッハ・コレギウム・ジャパン

BISSA%201701.jpg

誰もが待っていたリリースがついに実現!
何と美しい、BCJ合唱陣の面目躍如、超期待のロ短調ミサ
http://www.kinginternational.co.jp/contents/2007/09/js_1.html


バッハ・コレギウム・ジャパンJ.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調
出演者プロフィール
鈴木雅明(指揮・オルガン・チェンバロ
Masaaki Suzuki, conductor/organ/cembalo
http://www.operacity.jp/concert/2005/051211_pro.php


********************************


今、この演奏の最初のKyrie eleisonを聴いているが、これは、精神性の高い、また、たるみ、ゆるみのない、また、典雅・高雅な、澄明な響きの演奏である。
 値段は渋谷のタワーレコードで約五千円であり、高い。しかし、五千円を出して買う価値は十分あるし、たいへんなおつりが来るだろう。
 カール・リヒターの敬虔な演奏、グスタフ・レオンハルトの優美な演奏、そして、トーマス・ヘンゲルブロックの哀調ある演奏、等々と欧州人による名演奏があるが、これは、日本人鈴木雅明が指揮するバッハ・コレギウム・ジャパンによる名演である。現代、バッハの霊性を捉えた稀有の演奏である。
 私が初めて買ったクラシックのレコードは、バッハのオルガン曲(ヘルムート・リリング)であった。オルガンの荘厳な響きに魅せられた。
 その後、お決まりのように、クラシックの大作曲家の音楽を聴き、マーラーの暗いロマン主義に惹かれたり、ブルックナーの神秘的な響きに惹かれたが、結局、バッハに帰ってきた。
 バッハの音楽は、普遍的である。モーツァルトよりも普遍的であると思う。私は、これまで述べたように、バッハの音楽に東洋的精神を感じている。鈴木雅明バッハ・コレギウム・ジャパンがバッハ音楽を極めることができたのは、この要素があると思う。バッハの東洋的精神と共振したのだと思う。
 世の中は、暗く、末世であるが、バッハ音楽、バッハの白鳥の歌、至高の名曲『ミサ曲ロ短調』をこの演奏で聴くのは、意味深長である。


参照:
黙示録論

Amazon D.H.ロレンス『黙示録論 』(福田恆存訳/ちくま学芸文庫)読了。

あの『チャタレイ夫人の恋人 』のロレンス最晩年のクリスト教(特にアポカリプス=黙示録)論。

第七の封印や海から上がる獣や悪魔の数字666など、アポカリプスには派手なイメージがあるが、本書はさすがにてごわかった。ロレンスの思想の深さもあるだろうが、キリスト教にまったく無知な私が読むのはさすがに無理だったかもしれない。

http://www25.big.jp/~monsters/cgi-bin/tskgban3.cgi?board=memo&page=554#552

魔魅夢MEMO
まみむめも

http://www.amazon.co.jp/%E9%BB%99%E7%A4%BA%E9%8C%B2%E8%AB%96-%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%81%BE%E5%AD%A6%E8%8A%B8%E6%96%87%E5%BA%AB-D%E3%83%BBH-%E3%83%AD%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B9/dp/4480088873/ref=sr_1_3/249-4622683-4381126?ie=UTF8&s=books&qid=1193146612&sr=8-3
http://www.geocities.jp/shumatts_jp/bk-lawrence/

*****************************************
 

参考:
バッハ・コレギウム・ジャパン
出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』

バッハ・コレギウム・ジャパンBCJ)はバロック音楽 を専門とするオーケストラ および合唱団である。1990年 に鈴木雅明 によって設立され、1995年 以来ヨハン・ゼバスティアン・バッハカンタータ のシリーズをBISレーベルより発売している。

BCJは毎年バッハのカンタータと器楽曲のプログラムを毎年演奏している。2000年 のバッハ没後記念250年には、サンティアゴ・デ・コンポステーラ 、テルアビブ 、ライプツィヒメルボルン といった都市のフェスティバルに参加し、国際的に活動の幅を広げている。最近では、イタリア 、スペイン 、アメリカ合衆国 、韓国 、ドイツ でバッハのカンタータ、マニフィカト 、マタイ受難曲ヨハネ受難曲 を含んだ演奏会を行っている。

[編集 ] 外部リンク

* バッハ・コレギウム・ジャパン


VIVA!
BACH COLLEGIUM JAPAN

〜1ファンによる応援ホームページ〜
http://www2s.biglobe.ne.jp/~bcj/

PROFILES

*
バッハ・コレギウム・ジャパン管弦楽と合唱)
*
鈴 木 雅 明(音楽監督、指揮、チェンバロ、オルガン)

http://www.bach.co.jp/profile_jp.htm