四次元時空間について

後で検討したいが、一言いうと、四次元時空間とは、Media Pointにおいて、連続・同一性が発現するとき、垂直に捩れて、時間が発生するときに、発現するのではないかと思えるのである。ガウス平面に対して、直交する第三の軸(Z軸)の方向に四次元時間が発現すると思えるのである。
 そして、思いつきでは、X軸(実軸)とZ軸によるXZ平面が、これまで作業仮説したMedia平面ではないだろうか。問題はどうして、空間三次元に見えるのかということである。思うに、小児の知覚は二次元平面的である。それは、ガウス平面から来ているのではないだろうか。それに対して、近代主義の空間把握は、Z軸が入って、いわば、奥行きが発生して、三次元になるのではないだろうか。
 そう、この第三次元と時間次元は重なるのではないだろうか。今はここで留めたい。

p.s.  ガウス平面が小児の二次元空間ならば、Media平面も、それではないか。つまり、ガウス平面がMedia平面ではないか。そう考えたほうがいいだろう。そうすると、構造主義とは、Media平面の実軸の世界である。そして、ポスト・モダンは、Media平面の原点を意識した世界であるが、実軸を基盤としているので、原点(Media Point)を連続混淆化して、正確に認識できないのである。ハイデガー哲学は、ポスト・モダンの元祖である、おそらく。