ハンナ・アレントとトランス・モダン:「精神的世界における真の移動

ハンナ・アレントとトランス・モダン:「精神的世界における真の移動の自由」と差異共振性・MP


テーマ:福田政権とポスト福田


以下、toxandoriaの日記にハンナ・アレントの言葉の次の引用があったが、「精神的世界における真の移動の自由」という表現に関心をもった。「同一の事柄を多様な立場から見る能力は人間世界の内部に在り続けるのだ」という言葉は、正に、PS理論の差異共振性ないしはMedia Pointの共振性を意味すると考えられるのである。先にもハンナ・アレントの言葉に興味をもって、それと差異論との親和性を述べたが、どうやら、ハンナ・アレントは、トランス・モダニストであるようである。


「『これは、単に個人的な利害を棚上げすることよりも、はるかに重要な意味を持っている。なぜなら、個人的な利害の棚上げは結局のところ損失を招くだけだからである。さらに言えば、自分自身との利害を断つことによって、私たちは世界とのつながりを失い、そこのある物やそこで生起する事象への愛着をも失う。同一の事柄を多様な立場から見る能力は人間 世界の内部に在り続けるのだ。つまり、それは、生まれつき持っている立場を、同一の世界を共有している他の誰かの立場とやりとりすることに尽きるのである。その結果として、私たちは、物理 的世界における移動の自由に見合う、“精神的世界における真の移動の自由を獲得する”のである。』」


***************************


暴政権力をもて“遊”ぶ小泉前首相らに媚びつつ『大衆の狂気』を煽る愚劣なマスゴミ

机上の空論

<注記>

この記事は、下記(シリーズ記事◆)に代わるものです。『大衆の狂気』を煽るための“ウソづくしであった小泉劇場 ”の計略に嵌った多くの日本国民 が、貧富差の拡大、止め処ない凶悪犯罪 の増加、中枢暗黒・利権政治 の温存、後期高齢者医療制度 に象徴される医療 ・福祉・年金 制度の崩壊など、今や日々に塗炭の苦しみを味わうさなか、小泉前首相は日本経済新聞社 から『音楽 遍歴、真実 の“うそ”は感動的だ』(新書 /日経 プレミアム シリーズ)という“オジャラケた表題”の本を出版しました(情報源、http://www.nikkeibook.com/premiere/ 、参照/の出版案内▲)。

◆[机上の空論 ]冷血 ・外道 で悪徳まみれの『小泉 ・前首相 のカムバック』に国民 は何を期待するのか?(3)

http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20080510/p1

toxandoria

toxandoria
『toxandoria の日記、アートと社会』


toxandoria の日記へのTB
http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20080510/p1