自己認識方程式の+1の意味:差異即非的同一性=個

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自己認識方程式の+1の意味:差異即非的同一性=個


テーマ:自己認識方程式(i)*(-i)⇒+1関係


今は簡単に言うが、自己認識方程式(+i)*(-i)⇒+1の右辺の+1であるが、これは決定的な意味をもっていると思う。もし、左辺だけだと、完全に相対主義になり、「わたし」(同一性)がなくなるのである。例えば、犯罪を犯した人が、左辺的視点だと、特定(同一性化)できずに、犯罪者にはならなくなるのである。つまり、「わたし」は「わたし」の視点がないのである。言い換えると、左辺では、常に、即非的共鳴が発生していて、個が特定されないと言えよう。量子論で言えば、量子は粒子ではなく、単に波動であるということに相応するのではないだろうか。即ち、粒子=+1だと考えられる。
 とまれ、量子論のこの点は興味深いので、脱線的に考察しよう。量子とは端的に、Media Pointだと思う。そこでは、波動エネルギー(イデア・エネルギー)があるが、同時に、粒子エネルギー(物質エネルギー)でもある。この波動/粒子的即非状態が実に興味深いのである。
 思うに、量子(素粒子)とは波動/粒子即非点と言えよう。問題は既述したように、波動は超越界=イデア界に根差していることである。超越界(高次元)において、量子波動が存しているのである。この点が、リサ・ランドールが五次元を説く前では、無視がされていたのである。長距離相関という考え方は不要になるのである。量子波動は高次元に存しているからである。
 問題は、量子波動の電磁波性である。あるいは、電磁波とは何か、である。電波には、高次元性があると考えられるが、それはどういう意味をもつのか、である。
 思うに、高次元的情報があるのではないだろうか。高次元的情報は例えば、人間の知性や精神を形成するのではないだろうか。あるいは、生命情報ではないだろうか。それは、物質(例えば、鉱物)を形成する物質情報とは質的に異なるだろう。
 今はここで留める。

P.S. 高次元的情報と言ったが、実は、鉱物においても、そのMedia Pointにおいては、高次元的情報があるのである。だから、高次元的情報の種類を考えなくてはならないだろう。高次元的情報(以下、高次元情報)の質的区別はどのようなものだろうか。今思いついたのは、ラセン形状の情報である。DNAと似ることになるが。
 高度であればあるほど、情報はラセン形状が複合・多層・重層化しているのではないだろうか。
 この高度情報化の構成はどういうものなのか。今思いついたのは、回転である。イデアの回転が多い方が、情報がより高度化しているのではないだろうか。つまり、神々の情報が鉱物の情報よりも高度なのは、前者におけるイデアの回転数が後者におけるよりも高速であることに拠るのではないだろうか。今はここで留める。検討課題である。