不連続的差異論基礎編:その1:記号化する

ここでは、不連続的差異論を直観的にわかるように、記号化したい。精緻な数学的理論化に関しては、『不連続的差異論研究』を参照されたい。
http://blog.discontinuousdifference.org/


イデア界     ◯ないし⊕
 ↓       ↓    1/4回転
メディア界    ◑ 
 ↓       ↓    1/4回転
現象界      ●


又は、


イデア界:  ○○○○○○○○○○○○○○
 ↓
メディア界: ◑◑◑◑◑◑◑◑◑◑◑◑◑◑
 ↓
現象界:   ●●●●●●●●●●●●●●

あるいは、


イデア界:  ◯|◯|◯|・・・|◯|◯
 ↓
メディア界: ◑⇔◑⇔◑⇔・・・⇔◑⇔◑
 ↓
現象界:   ●ー●ー●ー・・・ー●ー●


尚、
○はイデア=不連続的差異、
◑はメディア=連続的差異、
●は現象=連続・同一性
を表わす。

また、|は境界、⇔は連続化、ーは、同一化を表わす。注意すべきは、メディア界の◑のサインである。これは、イデア界と現象界の中間であることを表わしている。つまり、不連続性と連続性の相補性がここにあるということになる。これは、陰陽の記号でもいい。
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/08/img/m65208.jpg
結局、不連続的差異論は、プラトン哲学の差異論化である。プラトンは、現象・仮象は、イデア界の影であると言ったが、イデア界を○、現象界を●と表記するのは、正に的確である。


p.s. ODA ウォッチャーズ氏の指摘から、以下のようにするのが、一番適切である。


イデア界: ○|○|○|・・・|○|○
 ↓
メディア界:☯♒☯♒☯♒・・・♒☯♒☯
 ↓
現象界:  ●ー●ー●ー・・・ー●ー●


尚、|は境界、☯は陰陽的相補性、♒は共鳴、ーは、連続・同一性を表す。