ポストモダンからメタ・ポストモダンへ:ポストモダンの「アイロニカ
ポストモダンからメタ・ポストモダンへ:ポストモダンの「アイロニカルな没入」からの脱出
後で充分に述べたいが、ホリエモン/ライブドア問題は、ポストモダンの問題であると見るのが正解だと思うのである。新興宗教(原理主義)化は、ポストモダンの陥穽であると思う。大澤真幸氏の説く「アイロニカルな没入」が、ポストモダンに発生して、ポストモダン的「善意」が、新興宗教(原理主義)的闇へと転化すると考えられるのである。新自由主義はポストモダンであり、必然的に、新興宗教(原理主義)化する。自身が、闇となり、外部の闇をひきつけるのである。ポストモダンは、危険である。反動化するのである。自民党が、公明党と連合化したのは、この構造があると思う。IT企業、新自由主義、リバタリアニズムというポストモダンは、新興宗教(原理主義)、前近代的共同体と一致してしまうのである。
結局、この悪しきメビウスの輪からの「出エジプト」のためには、差異の不連続化が必要なのである。それは、私見では、現時点では、不連続的差異論のみが説くものである。それは、メタ・ポストモダンと呼べよう。ポストモダン=メディア界(連続的差異)から、メタ・ポストモダン=イデア界(不連続的差異)への進展的回帰である。
ここで、ホリエモンが、構想していたITによる世界の脳の連結化であるが、それは、結局、再結合(religio:宗教の語源)を志向して、連続主義的一体化=新興宗教(原理主義)に堕するのである。ホリエモン/ライブドアは、ポストモダンの陥穽に落ちて転落したのである。
(参照:
「未来ネット社会では、人類が多数対多数の相互コミュニケーションを取りすぎて、自分と他人の脳が混濁してしまう。これって、60億人集まれば文殊の知恵ということでもあるし、「これって俺の考えだっけ、あいつの考えだっけ」という現象があちこちで起こる」
〜
先人が築き上げた膨大な過去の知識が、あなたの前に広がる。世界中の人間の意識と意識が、距離と時間を越えて瞬時に繋がる。
壮大な社会実験は、もう止まらない。」)
『∞最前線 通信』
http://ameblo.jp/pilot/entry-10008237436.html
今のところ、おそらく、不連続的差異論だけが、出ポストモダンの唯一の「モーゼ」である。
Get away from Postmodern Great Danger!
Make an Exodus from it.
There is a New Way of Meta-postmodern.
Only a Supreme Theory of Discrete or Discontinous Difference
will be able to bring about th Dawn of Meta-postmodern Gaia Cosmos
at present.
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参考1:「[政治 ]新自由主義 とホリエモン 」
Watermark
http://d.hatena.ne.jp/umkaji/20060127#p1
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参考2:
─ Dailymail Businessより ─────────────────────────
■ マトモな意見はなぜ黙殺されてきたのか
■ 今国会の焦点は小泉路線5年間の疑惑追及 徹底解明
■ 果たしてライブドア、耐震偽装、米牛肉輸入再開、
■ 郵政民営化の亡国政治をどこまで追い詰めることができるのか
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小泉竹中改革路線のデタラメ、ペテンを指摘した見方は排斥され、
大方のマスコミはペテン改革を支持し、もてはやしてきた
そして大多数の庶民はペテンを信じだまされ熱狂している間に
ひと握りの怪しげな卑賤な輩が不正手段で巨額を得る退廃が
政権与党に公認される劣悪な破産国家になってしまった
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ホリエモンを「新しい時代の息吹」とホメていたことを批判された小泉首相が、マ
スコミに八つ当たり。「メディアが時代の寵児みたいに取り上げたことはどうなのか」
「堀江氏は落選したので、メディアより有権者のほうが冷静だったんです」と噛み付
いた。そんなことを言える立場じゃないのだが、マスコミがホリエモンを持ち上げて
きたのは事実だ。
堀江だけではない。その何百倍も小泉とペテン改革路線を評価し、さかんにPRし
てきた。もっとハッキリ言えば、小泉政権が5年近くも高い支持率をキープできてい
るのは、マスコミがこの首相の本質をキチッと報道しないでヨイショし続けてきたか
らだ。そんなペテン政治の余波というか、必然的な結果として露呈しているのが堀江
逮捕などの最近の相次ぐ事件・不祥事だ。
となると国会でやるべきことは、小泉に「今年は改革の仕上げの年」なんてご託を
述べさせることではない。この5年弱の間に日本がどんなにおかしくなってしまった
のか厳しく点検し、その対策と是正の方法を徹底審議する必要がある。
【ライブドア事件】
株価操作だの粉飾決算だのと、連日暴かれる違法行為。何のことはない、ホリエモ
ンはインチキの積み重ねでライブドアを大きな会社に見せかけていただけだ。しかし、
このデブの詐欺師が、「時代の寵児」として注目されたのは、竹中平蔵が日本をIT
と金融を中心にした米国モデルに改造しようとミソもクソも一緒に持ち上げたから。
小泉が「エールを送りたい」と規制緩和で彼らが自由に金儲けができるようにしたか
らだ。
小泉自民党はホリエモンの野望にも加担した。堀江は会員制の小冊子の新年号で、
こんなことを豪語していた。
〈大きくなった会社が、その上のステージを目指すとき、政治の壁みたいなものがあ
る。リクルート事件は出る杭が打たれたケース。選挙は落ちましたが、僕は立候補に
よって、政治家との繋がりは非常に強くなりました。小泉首相をはじめ選挙でお世話
になった人は、国の中枢にいる。僕は閣僚の半分くらいと面識があるわけです。リク
ルートが株を配ったところを、僕は体を張ってキップを手に入れた〉
小泉自民はライブドアの金儲けのためにまんまと利用されていたのだ。
【耐震偽装】
国会で解明すべき問題は2つだ。第1はなぜこの耐震偽装のマンションやホテルが
確認検査を逃れられてきたのかということである。規制緩和によって始まった検査機
関の民営化であま〜い基準になったからである。関係者が言う。
「国交省や民間検査機関は『姉歯の偽造設計は巧妙だった』というが、これはウソ。
建築途中での中間検査は設計図とは関係なく建築基準法に照らして行う。設計図が姉
歯によるものであろうと手抜き工事を見抜けなかったことが最大原因です」
そんな行政のミスこそ国政で明らかにすべきことだ。
第2の問題点は、政治家との癒着である。事件発覚後、ヒューザーの小嶋社長が国
交省に連れてってもらった伊藤公介・元国土庁長官には毎年、献金と100万円単位
のパーティー券購入が明らかになっているが、小泉が所属する森派には年間100万
円ずつ献金している。小嶋は安倍晋三の事務所に飛び込みで行って政策秘書に直談判
をしているが、それほど親密な関係であることの証明だ。
国会で明らかにすべきポイントは、政官業の癒着がどこまで進んでいたのか。そし
て被害者住民への補償をどうするかである。
◆ 国民の食の安全よりブッシュへの忠誠 ◆
【米牛肉輸入再開】
輸入牛肉から脊柱が見つかってさすがに再輸入は停止したものの、小泉が、国民の
生命より米国ブッシュを大事にしていることはハッキリした。圧力に屈し、日本の
「食の安全」を売り渡した結果がこれである。
「輸入再開のお墨付きを与えた食品安全委のメンバーも、米国側が輸入条件を順守す
るかについては強い懸念を示していました。案の定です」(農水省事情通)
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■ ライブドア 地検特捜部が狙う次の疑惑
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▼ 幹部たちが不可解な株移動 ▼
地検特捜部が摘発したライブドア事件。舞台になったのは傘下の「ライブドアマー
ケティング」(東京・赤坂)だが、グループの幹部たちが不可解な株取引をしていた
ことが分かった。
04年11月、ライブドアマーケティングは、コンサルティング会社「イーエック
スマーケティング」を吸収合併している。合併比率は1対8で、ライブドアマーケテ
ィングは、11月1日付で、イーエックスの株主である「アライブネット」に対して、
ライブドアマーケティングの新株4000株を交付している。
ところが、不思議なことに、アライブネットが提出した株式大量保有報告書では、
新株発行から2週間後の同月19日、アライブネットは半分以上の2600株を、今
回逮捕された岡本文人ライブドアマーケティング社長ら、ライブドア幹部5人に譲渡
しているのである。しかも、5人の幹部のうち3人が、わずか1カ月の間に新株を売
却した可能性が高い。ライブドアマーケティングが提出した有価証券報告書によれば、
04年12月末時点で3人の株数が大幅に減少しているのである。
日刊ゲンダイ Dailymail Digest 2006年 1月28日号(平日毎日発行)