コスモス史という新歴史観の仮説

コスモス史という新歴史観の仮説


テーマ:ID(インテリジェント・デザイン)理論


先に、差異共振シナジー界(メディア界)の極性エネルギーの変化による、コスモスの「歴史」ないし「進化」について示唆したが、ここで、少しそれを考えてみたい。
 先に、次のように述べた。《コスモスの「歴史」ないし「進化」は、エネルギー極性力学の往復運動、そして、螺旋運動と見ることができるだろう。》http://ameblo.jp/renshi/entry-10015795855.html
結局、プラス・エネルギーとマイナス・エネルギーの交替の織り成す運動体としてのコスモス史の仮説である。以前に、イデア界史という観念を立てたが、それに類似しているとは言えるが、差異共振極性エネルギーの力学という点では、明確に異なっている。
 結局、このコスモス史は構造的にきわめて単純明快である。振り子運動とらせん運動を形成するということであるからだ。だから、問題は、この構造の展開をどう形式化するかにあるだろう。
 不連続的差異論のガウス平面における1/4回転が基本力学であるが、これと極性力学とをどう結びつけるかが重要である。(おそらく、インテリジェント・デザイン理論・ID理論とも、この点で関係してくるだろう。)
 ここで、思考実験しよう。最初の1/4回転によって、零度差異共振性が形成される。それが、垂直に捩れるのであるが、これが、プラス・エネルギーでるあるとしよう。つまり、垂直の力は、プラス・エネルギーによるものとしよう。
 次に、二番目の1/4回転、即ち、2/4回転が発生するとする。それは、零度差異共振性を解除するのである。これは、マイナスの不連続的差異共立のイデア界への回帰としよう。そして、これが、マイナス・エネルギーを発生させるとしよう。この考えを、同様に適用すればいいことになるのである。奇数回の1/4回転は、プラス・エネルギーを発生させ、偶数回の1/4回転は、マイナス・エネルギーを発生させるとする仮説するのである。(2n−1回が、+エネルギー、2n回が、−エネルギーである。)
 問題は、エネルギーの次元と現象の次元である。ガウス平面をXY座標として、エネルギー軸をXY座標に直交するZ軸としよう。だから、奇数回の1/4回転は、Z軸の+の方向のエネルギーが発生することになるだろう。そして、偶数回の1/4回転は、Z軸の−の方向のエネルギーが発生すると言うことになるだろう。そうならば、Z軸において、プラスとマイナスの往復運動が生起されると言えよう。このエネルギーの極性運動は、対称的である。例えば、これは、Z軸では、+、−、+、−、・・・の反復となる。だから、連続・同一性志向性は+Z軸の方向、差異・差異共振志向性は−Z軸の方向と見ることができるのではないだろうか。
 とまれ、そう見るなら、エネルギー軸であるZ軸は、メディア界に存すると言えよう。より的確に言えば、メディア/現象境界に存すると言えよう。そして、ここから現象界へと展開するのであるから、ここで、現象軸として、P(PHENOMENA)軸を作業仮説しよう。+エネルギーの場合、連続・同一性志向であるから、それを+P軸とし、−エネルギーの場合、差異・差異共振性志向であるから、それを−P軸としよう。思うに、現象界において、+P軸を見ているのだろう。これが、空間三次元・時空四次元なのではないだろうか。−P軸とは、−現象であり、おそらく反世界であろう。反物質の世界であろう。しかし、それは、正しくは、差異共振・共立界ではないだろうか。つまり、日常の現象界においては、+P軸を感覚しているだけで、−P軸は「不可視」・無感覚なのである。
 では、コスモス史を考えるとどうなるだろうか。最初の1/4回転で、Y→Z→Pと三段階をもつ。次の1/4回転でも、符号が反対になるが、同様であろう。すると、1/4回転で3位相をもつから、ガウス平面の一回転は、3×4=12位相となる。ここで、作業仮説として、この12位相が、占星術の12星座(正しくは、12宮)に転移されたとしよう。つまり、ガウス平面的イデア論的コスモスが、天界に投影されて、占星術の12宮(黄道十二宮)を生んだとしよう。
 さて、問題は、太陽とこの12位相の関係である。結局、太陽とは何なのかということになるだろう。あるいは、地球は何なのかということになるだろう。ここでも、思考実験ないし作業仮説であるが、ガウス平面の原点(0,0)を原太陽として、不連続的差異・イデアを原惑星・原地球としよう。そうすると、12の位相において、原太陽と原惑星・原地球との関係が形成されると考えられよう。  
 どういうことかと言えば、ガウス平面における原点と不連続的差異・イデアとの関係が、原コスモス・原宇宙関係であるということである(作業仮説)。この原点/差異という原コスモス・原宇宙関係が、12位相を形成すると言うことである。原コスモス・原宇宙を原太陽/原惑星の原太陽系とすると、それは、12位相をもつ原太陽系となるだろう。即ち、原太陽系12位相ないし12位相原太陽系である。これが、占星術の12宮あるいは黄道十二宮の原型ではないのだろうか。
 さらに緻密に言えば、原太陽系を拡大して、原銀河系、原全宇宙というように展開できるだろう。つまり、原太陽系12位相は、原銀河系/原全宇宙に適用できるということになるだろう。つまり、簡単に言えば、原太陽系12位相と、原銀河系/原全宇宙とは相似形であると言えるのではないだろうか。つまり、原太陽系12位相と原銀河系/原全宇宙は照応しているということではないだろうか。これが、ミクロコスモス=マクロコスモスの観念の広い意味ではないだろうか。
 もし、そうならば、原太陽系12位相は、根源的な力学構造を意味していることになるだろう。つまり、原太陽=原点は、単なる恒星ではなくて、イデア界における根源的な意味をもっているものである。おそらく、「原神」と呼んでいいものではないだろうか。そして、原惑星は、「原天使」ではないだろうか。思うに、ここには、一神-多神教ないし一元-多元性とでも言うべきこれまで、ほとんど知られていない世界があると言えよう。
 さらに、思考実験すると、原太陽系12位相において、原点と不連続的差異・イデア、原太陽と原惑星は、基本的には、ペンタグラム・五芒星を形成するらしいということである。基本数5である。これを今の思考実験として、差異5=原惑星5=基本数5としたい。原点・原太陽1+差異5・原惑星5=計基本数6となる。
 さらに思考実験であるが、これは、1/4回転において、YZ平面上で、零度差異共振シナジーによ手、正多角形を形成するとしよう。すると、YZ平面で正五角形、即ち、ペンタグラム・五芒星が形成されることになる。
 また、さらに思考実験すると、原太陽系12位相であるから、正五角形×12位相=60準位相(差異位相)が形成されるとしよう。これが、思うに、原コスモス・原宇宙の基本単位数ではないだろうか。ホワイトヘッド的に言えば、コスモロジーないし「有機体」の基本単位数となるだろう。
 後の問題は、プラトン年の数、25920(=432×60)をどう考えるかである。432=3×144=3×12^2=12×3×12=12×36である(。さらに展開すれば、3×4×3×3×4=3^3×4^2=2^4×3^3である)。だから、プラトン年25920=12×36×60である。そして、1位相は、36×60=2160である。そして、これを差異数・原惑星数5で割ると、2160÷5=432という数となる。つまり、1差異、1原惑星当たり、432という数である。そして、正五角形において、一頂点と隣り合う一頂点の作る内角は、72度であるから、432÷72度=6年/度である。だから、1位相正五角形において、1度当たり6年となる(6×360度=2160年)。
 とまれ、1差異・1原惑星当たり432年とは何を意味するのだろうか。(もし、6差異で考えると、2160÷6=360である。1差異当たり、360年である。)
 ここで、思考実験して、5差異・5原惑星と原太陽の関係を考えると、原太陽と一つの差異・一つの原惑星と関係すると仮定すると、1原太陽/原惑星として、432年が出てくる。(p.s. そこに姿を表すパルテノン神殿は、紀元前432年、優秀な建築家や工芸家が集められて造られたものです。http: //via.z1.bbzone.net/ath.htm)これを、仮に、1原惑星原太陽年(以下、1惑星太陽年)と呼ぼう。そう、先に、準位相60を見たから。1準位相432年とも言えよう。ここで、さらに思考実験すると、432年をコスモス史の画期として、プラトン(Πλ?των (Platon), 紀元前427年 - 紀元前347年)を紀元前432年の代表と見ると、プラトンの次は、当然、イエス・キリストである。

次の432年は、何だろうか。
431年 - エフェソス公会議ネストリウス派(のちの景教)が異端宣告される。
「西暦432年、聖パトリック氏は、アイルランドキリスト教を広めました。『セントパトリックスディ』は、彼の追悼の日になります。この日は、世界中でパレードが行なわれます。また、アイルランドの国花が『三つ葉のクローバー』!三つ葉のクローバー』または『緑色の服』や『緑色のもの』を身に付けることで、祝う習慣があるようです。アメリカ、シカゴでは川を緑色に染めてしまう程、お祭りをお祝いします。」
http://amoretto.cocolog-nifty.com/amoretto/2006/03/index.html
「2005年03月18日

今日は St. Patrick's Day!

アイルランド守護聖人と言われているセント・パトリックは、432年にアイルランドに伝道に赴いてキリスト教を広めた人です。それまでアイルランドは、ケルト人が古くから信じる、ドルイド教が主流だったのです。」
http://www.itoh.com/2005/03/_st_patricks_day.html
434年 - アッティラフン族の王となる。

その次は何か? 432×2=864年である。

* 862年 - 伝説ではノルマン人 ルス族のリューリク がノブゴロド公国 を建国する。ロシア 国家のはじまり。
* 863年 - 東ローマ帝国 のメトディオス 、キュリロス (コンスタンティノス)兄弟がスラヴ人 に対してキリスト教 伝道を開始する。
* 864年 - 富士山 貞観 噴火
* 864年ごろ - ブルガリア王国 のボリス1世 がキリスト教に改宗する。
* 866年 - 応天門の変 がおこる。応天門放火の罪で大納言 伴善男流罪となる。
* 867年 - 東ローマ帝国 でバシレイオス1世 がクーデターで皇帝に即位。マケドニア王朝 を開く。
* 867年 - イラン にサッファール朝 が興る
* 868年 - エジプト にトゥルーン朝 が興る



ダンテ・アリギエーリ(Dante Alighieri、1265年 1321年 9月14日)は、第三の準位相(432×3=1296年)か。

* 1295年 - マルコ・ポーロヴェネツィア に帰国する。
* 1296年 - イングランドエドワード1世 、スコットランド よりスクーンの石 を奪う。
* 1297年 - 鎌倉幕府 が、永仁の徳政令 を出す。
* 1298年 - 伏見天皇が譲位し、第92代後伏見天皇 が即位。
* 1299年 - オスマン帝国 成立。


* 中世
* インカ帝国 の成立。
* オスマン帝国 の成立。



第四の準位相は、1728年だ。イマヌエル・カント (*1724年 - 1804年 )だろうか。第五は、当然、2160年である。

* エドマンド・バーク
* イマヌエル・カント (*1724年 - 1804年 )
* カール・フォン・リンネ (*1707年 5月23日 − +1778年 1月10日 )
* フリードリヒ・ハインリヒ・ヤコービ (*1743年 1月25日 - +1819年 3月10日 )
* ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
* フリードリヒ・フォン・シラー
* コシチューシコ(コシューシコ
* ジョージ・ワシントン



 とまれ、432年で止まってしまった。後で、再考したい。

参考1:歳差運動
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%B3%E5%B7%AE%E9%81%8B%E5%8B%95
http://homepage2.nifty.com/eman/dynamics/precession.html
http://www.google.co.jp/search?q=%E6%AD%B3%E5%B7%AE%E9%81%8B%E5%8B%95&start=0&hl=ja&lr=lang_ja&ie=utf-8&oe=utf-8&client=firefox&rls=org.mozilla:ja-JP-mac:official

参考2:432
http://www.geocities.com/jirimruzek/osirnum.htm
http://www.greatdreams.com/432.htm
http://www.halexandria.org/dward092.htm
http://www.mtvdance.com/philoscience/432page.html
http://www.trivortex.com/Key.htm
http://www.metafilter.com/mefi/26791
http://members.aol.com/johnkeely/scale.html
http://www.poee.org/living/GetPage.aspx?ID=124
http://www.google.co.jp/search?q=%EF%BC%94%EF%BC%93%EF%BC%92%E3%80%80%EF%BC%92%EF%BC%95%EF%BC%99%EF%BC%92%EF%BC%90&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&hl=ja&client=firefox&rls=org.mozilla%3Aja-JP-mac%3Aofficial


 
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■歳差運動と捩れ

歳差運動によって、プラトン年が発生している考えられている。どうも、差異の1/4回転による垂直の捩れと関係がありそうな気がする。後で検討したい。
renshi (2006-08-14 08:46:16)