夢:魚群、星の馬、等
夢を見るのも、余裕が必要なようだ。
先週は、ずっと忙しく、昨夜は、よく眠ったが、印象的な夢を見たので、記しておきたい。
三月の、不思議な夢のシリーズは、四月になってから、見なくなった。
今朝の夢は、部分しか憶えていないが、なにか学会に出ていた。そこでは、大江健三郎が居た。また、昔の大学のときの仲間もいた。
そこには、海に関係して、水族館のような透明な水槽があり、夜になると、大きな魚が群を成して、こちらの見るように、浮かんでいるのであった。
とまれ、学会では、考古学上の発見があり、ナイフが見つかった。大江健三郎は、それは、自分の考察を証明するものであることを述べた。
セロファンで包装された本があり、それを剥がそうとして、大江が証明したい、なにかバタイユの本のような人類学上の本であった。タイトルは、星の馬云々というものか、星と馬云々であった。
目覚めてから、大江と神話のことを想起したり、また、「合理主義」思考が支配し、「非合理主義」つまり、超合理主義的なことが見捨てられている現在のことを思った。
とまれ、今朝の夢は、とにかく、大きなフナのような黒い魚群が印象的であった。
また、ナイフの発見と星の馬のモチーフが印象的である。
これまでの夢の文脈から言うと、神剣・聖剣と、あるいは、天河神社に関係するだろう。星の馬ないし星と馬は、天馬、ペガススを意味しよう。
これは、大地母神や女神に関係するものである。
そう、大江健三郎が出てきたのが、不思議である。また、大学のときの仲間が登場した。
それは、文学に関係していると言えよう。
大江健三郎が感銘深く、ナイフの発見によって、自説が証明されたこと述べていたのが印象的である。
連想することがあるが、ここで留めておきたい。