toxandoria氏の政治批判の文章は、アートと文学や世俗との雅俗混淆の

toxandoria氏の政治批判の文章は、アートと文学や世俗との雅俗混淆のカリカチュアをもった、ポリフォニック(多声的)な文体である(p.s. 正に、差異共振的な文体である)。これは、新しい日本語を創造していると思えるのである。知的、批判的精緻・正確さ、また、教養知識の該博さはもとより、風刺における比喩力が卓抜である。これは、新しいジャーナリズムの誕生ではないだろうか。


■ [民主主義の危機 ]奇怪な権力魔へ変身した安倍が企む「魔女の饗宴」への誘惑CommentsAdd Star

ヒエロニムス・ボッス『聖アントニウス の誘惑』

「Central panel of The Temptations of St. Anthony」 Oil on panel 119 x 131 cm Museu Nacional de Arte Antiga、Lisbon

この『聖アントニウス の誘惑』は、ボッスの最高傑作とされる『快楽の園』(参照、http://www1.megaegg.ne.jp/~summy/gallery/delight.html )とともにボッスの作品の中で最も謎が多く、かつ魅力に溢れる作品です。


(奇怪な『権力魔』へ変身しつつある安部首相)

平成19年7月29日の参院選 で一般国民から「美しい国 」への白紙委任状を足蹴にされた安倍総理は、まるで役立たずのバカ殿様 状態か疫病神にまで身を貶めたかに見えます。しかし、<国民の多くは、それでも自分の内閣を理解してくれている>と断言して首相の座にしがみついた安部首相の姿は浅ましいほど卑しくも見える一方で、いったん狂気に接近したかに見える“暴君”に奪い取られた政治権力の恐ろしさを実感した国民も多いはずです。参院選 前の日本は、ヒトラー 政権が誕生する直前のワイマール憲法 下のドイツに似ていたといえるかも知れません。

http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20070813








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『toxandoria の日記、アートと社会』
http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20070813/p1