猛毒入り冷凍ギョウザ怪事件:冷凍食品私見:食品の人工性と自然性:

猛毒入り冷凍ギョウザ怪事件:冷凍食品私見:食品の人工性と自然性:西洋文化と東洋・日本文化


テーマ:社会問題


本件は怪事件と言っていいだろう。私としては、今は、誰が真犯人であるかについては、まだ一般的に調査中なので、控えたい。
 ここでは、「猛毒入り」という点ではなく、冷凍食品としてのギョウザあるいは冷凍食品について簡単に述べたい。
 個人的には、私は冷凍食品はほとんど買わない。もっとも、なにか仕出しの弁当類で食べてはいるのだろう。だが、何故、買わないのだろうか。買いだめして、冷凍庫に入れておけば便利ではないのか。確かに、そうかもしれないが、それよりは、私は食事を自分で作る方なのである。
 以前は、冷凍食品のチャーハンを買って食べたことはあるが、端的に言えば、おいしくないのである。つまり、味が足りないのである。味付けはそれなりにあるものの、チャーハンの実質の味が足りないと感じたのである。お米の味が淡泊なのである。また、冷凍のおかずであるが、味付けが濃過ぎたりするので、買いたくないのである。
 結局、冷凍食品はまずいのである。食品という感じがしないのである。まがい物の食べ物を食べているようなのである。
 だから、私としては、冷凍食品を食べる人が多いことに驚くのである。率直に言わせてもらうならば、日本人の味覚が落ちているのではないだろうか。また、食品の自然性に対する感覚を落ちているのではないだろうか。つまり、人工性に日本人が慣れてしまっているのではないか。
 そう、私はイギリスの食べ物がまずいと思う人間の一人であるが、極端に言うと、イギリスの食べ物は、食べ物の範疇に入らないのであるが、それとは少し違うが、私の意識では、冷凍食品は、食品の範疇に入らない感じである。
 でも、何故か。味以前に、食品を冷凍化することに対する疑念があるのである。確かに、肉類の保存は冷凍化が必要である。それは認めるが、それでも、肉は買っても、だいたいは、数日で食べるのである。しかし、冷凍食品は、長く保存されるものである。
 そう、やはり、食品の人工性が私の食品の自然性に対する意識に抵触するのである。それで嫌なのである。食品は自然性が必要であるという私の本能のような意識があり、それが、冷凍食品の人工性に反感をもつと考えられるのである。
 日本の伝統文化は自然の生成消滅性に関する美学である。その生成消滅性を、冷凍食品は否定するのである。つまり、日本の伝統美学に抵触しているのである。そう考えると、冷凍食品は日本伝統文化の危機である。
 ここで話題を飛躍させるが、私は、ゲゼルの消滅貨幣の考え方は好きなのである。それは、減価する貨幣であり、日本・東洋文化的なのである。ただし、地域通貨は、ゲゼルの考え方とは違うと思っている。
 サブプライム問題のように、マネーがマネーを増殖させる発想も、日本・東洋文化価値から見ると違和感があるのである。マネーは必要がなくなれば、消滅すべきではないだろうか。新たな差異価値が生じて、それに対応して貨幣が生まれるべきではないのか、と率直には思うのである。
 マネーの問題は、西洋文化、とりわけ、ユダヤキリスト教文化に関係していると思う。自我同一性の永遠性(復活の問題)とマネーの同一性価値はつながっていると思う。
 しかしながら、同一性は差異の一部に過ぎないのである。それは、差異の仮面と言っていいだろう。差異としての貨幣を追求したい。後で、この点について検討したい。


参考1:
中国製ギョーザ、新たに6袋からメタミドホス検出…兵庫

2月3日16時16分配信 読売新聞

 中国製冷凍ギョーザによる中毒症状が相次いだ問題で、兵庫県警は3日、同県高砂市の一家が食べたものと製造日や銘柄が同じ製品を鑑定した結果、新たに6袋の包装袋の外側から有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が検出されたと発表した。

 袋の内側やギョーザはまだ鑑定していないが、うち1袋には穴が二つ開いていた。千葉、兵庫両県で計10人が被害に遭ったギョーザ以外からメタミドホスが検出されたのは初めてで、県警は付着した経緯を特定するため、流通過程などを調べる。

 兵庫県警によると、袋の外側からメタミドホスが検出された6袋は、高砂市の一家3人が今年1月5日に食べたのと同じ「中華deごちそう ひとくち餃子 (ギョーザ)」で、製造日も同じ昨年10月1日だった。県警が今月3日、輸入仲介商社の双日食料(東京都港区)から任意提出を受けた26袋の中に含まれていた。
 この6袋は昨年12月28日、輸入元のジェイティフーズ(JTF)大阪支店に返品され、今年1月8日、双日食料に持ち込まれた。まとめて一つのビニール袋に入れられ冷凍保存されていた。うち1袋には、袋の四隅に近い部分の表と裏にそれぞれ一つずつ直径約1ミリの穴が開いていた。針状のものが貫通したとみられ、トレーやギョーザに穴や傷はなかったという。

 一方、千葉市の母娘が昨年12月28日に食べて中毒になった製品と、千葉県市川市の一家5人が今年1月22日に中毒症状を起こした製品は、いずれも昨年10月20日に製造されたもので、包装袋に異常は確認されていない。警察当局は10月20日に製造されたギョーザには、別ルートで殺虫剤が混入した可能性もあるとみて、今後、他の製品についても鑑定を進める。

 JTFの親会社・日本たばこ産業(JT)によると、問題の6袋は、昨年12月27日に大阪府内の小売店から「パッケージの外側がねばねばしていて異臭がする」と連絡があったため商品を回収して、双日食料とともに調査を進めていたところだった。

 中の商品について味見をしたところ異常はなかったといい、製造した中国の「天洋食品」から聞き取った結果、「製造工程ではパッケージに何かが粘り着く可能性は少ない」との回答を受けたという。

 JTなどでは、任意提出に先立って、回収した製品の袋に付着していた物質を調査した結果、リン酸化合物などの特徴があることまでは確認していたという。JTでは「リン酸化合物は合成洗剤にも含まれているため、洗剤などが袋の表面に付着した可能性もあると考えていた」としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080203-00000023-yom-soci


参考2:

消費者庁はまずい>
とにかく消費者庁などつくらせないほうがいい。
消費者の苦情を理由に、まともな会社を多大に罰するのが目的となるはずである。
そして創業者を追い出したあとは、ユダヤ外資がのっとる。

たとえばグッドウイルの例を見てみたい。
http://www.goodwill.com/
果たして2重派遣があったからといってそれで営業停止処分にするのは、
明らかに行きすぎである。つまり会社を殺してしまうことが目的の
行政処分なのである。

東証一部の上場企業です。そして株主には外資ファンドが名を連ねています。
おそらく外資ファンドは株をもっている折口氏を廃して
自分たちの会社にしてしまいたいのでしょう。
http://archive.mag2.com/0000154606/20080116032359000.html
白い恋人とGOODWILL報道も企業のっとりのためか?国際評論家小野寺光一の「政治経済の真実」